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ボールはいいぞ、銃声が響かない。バッターの頭を狙う極悪ピッチング“BEAN BALL”をたくらみ、Mighty Jam RockのJUMBO MAATCHが新レーベルを設立した。第一弾は、J.M.のソロアルバム「the MUDER CASE BOOK」。硬派を貫く男の『十三の流儀』を伝える。軟派男を震え上がらせろ!
ダンスホールレゲエには、相手を攻撃するための「キルチューン」や、不良のルールを伝える「バッドマンチューン」にカテゴライズされる曲がある。本アルバムタイトルに含まれる「Muder(マーダー)」は《殺人》という意味だか、そこからキルチューンやバッドマンチューンを集めたコンピレーションアルバムだろうと考える方は多いだろう。
だか、それは軽はずみな判断だ。
JUMBO MAATCHはシーン筆頭のレゲエDeeJay。ソロアルバムを出すにあたって、そんな単純なコンセプトで作品作りをするはずがない。何が彼をMuderへと駆り立てるのか。Muderer(マーダラー・殺人者)は、情け無用な心しか持っていないのか。Mudererにも筋はあるし、無常もあれば厚情もある。「the MUDER CASE BOOK」は、世を睨みつけながら君臨し続けるJUMBO MAATCHという男を深掘りし、その素顔に迫る人間ドラマなのだ。
ルール違反の野球用語 “危険球” の意味を持つBEAN BALL RECORDSは、本作品をリリースするために設立された。JUMBO MAATCHが狙うのは、軟派な男だ。硬派な男の『喝』を見よ!(ライター:北野 啓太郎)
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